最近、ドラムってもんに対して非常に悩んでる。
高校ん時に初めて触れて、当時はスティックなんて持ってなかったから(幼稚園時の鼓笛隊のバチが一本あったけど)家では、アルト笛の「アレ」。黒い細い先っちょ穴開いてて、なんか笛の中を掃除する目的みたいな「アレ」で、地べたに座りながら左の膝をスネアに見立ててブルーハーツなんか聞きながら適当に8ビートを叩いたりして、「お?けっこういけるやん?」ってな感じでドラムやり出したんやけど、あの頃は音になってるってだけで楽しかったなあ。
それから、十数年経って未だに飽きずにドラムやってる。当時の音楽仲間で、楽器辞めて別の趣味持った奴とか、結婚とかしてそれ所やないって奴もおると思うけど(知らんけど)俺は性懲りも無く続けとる。
途中の数年間はまったくといっていいほどドラムから離れてた時期もある。けど、また始めてる。
ドラムなんてもんは自転車みたいなもんで、長らく触ってなくてもやる機会があれば「専門学校出の俺にはすぐに出来るんじゃい!」なんて思ってたし、実際、出来てるっぽく誤魔化しも効かしてた。
けど続けて行くうちに勘は取り戻していくけど、平行して適当さが目立ってくる。自分だけやなくてメンバーにも伝わってくる。まぁ「ズンタン・ズズタン」を繰り返してるだけでも回りは演奏出来るからメンバーの指摘は無いんやけど、あからさまに演奏が面白く無いってのが理解出来てしまう。
そんなこんなを繰り返してると自信を失うと共に欲が出てくる。「俺はもっと上手くなかったらあかんやろ?」みたいな。
で、いろんなバンドに参加してみる。スタ練だけで終わったバンドもあれば、一回のライブで辞めてしまったバンドもある。そういった経験がさらに自分の限界の低さを認識させてくれる。
そうして打ちのめされて、夜の街を徘徊し、酒に溺れ、ギャンブルにはまり、嫁や子供を泣かし、体を壊し・・・。まあ、そこまで落ちては無いけど、次なるステップに進まにゃって思ってしまったんよな。
今思うと、ここで俺のドラム人生がガラっと変わってしまったわけだ。
それまでの経験や知識では右にも左にも向けんようになったから、インターネットを駆使して、為になるホームページや海外のすげえ奴等の動画とか見て、いままで聞いた事もやった事も無い技術を学ぶことが出来た。
けど所詮は見よう見真似の一方通行な知識やから、ちゃんと出来てるかどうかって確認が出来ん。
って事で、再度1からやり直すつもりで、現在某有名音楽教室・略してYAMAHA音楽教室にて基礎からきっちり鍛えなおしてもらってる。
で、過去から持ってる知識と技量。新たに得た知識と技量。これから得なくてはならん知識と技量。
やればやるほど、やらなあかん事が増えてくる。無くなる事が無い。なんかやたら長いトンネルに入ってしもうたんやないかな?って錯覚に陥ってしまってる。
こう悩んでしまうと、音を楽しめんって解ってるのに・・・あかんねえ。不況やのに贅沢な悩みよねえ・・・。
ま、解決方法も長年の経験である程度知ってるからそれで乗り切るか。
それにしてもドラムってやつは奥深い。